タレガの生涯【GG466】[改訂版]

現代ギターから「タレガの生涯【GG466】[改訂版]」が発売になりました。


現代ギター タレガの生涯【GG466】[改訂版] 販売価格2625円


第I章幼年時代 あけぼの、悪魔は早起き、音楽へのめざめ、アルカス、反逆、天職への再教育

第II章青春前期 音楽環境、再び悪魔が、ブリアーナ、カネサの庇護、トーレスのギター、アントニオ・デ・トーレスの人となり、兵役

第III章青春後期 マドリッド音楽院、気ままな学生生活、はじめての痛手、名声の門口に、バレンシアとギター、「火祭り」のコンサート、アリカンテ、マリア・ホセファ・リソ、その日記から、フランス、ロンドン、結婚、マドリッド、精神医学のひとこま、バルセロナへの定住

第IV章完成期 「偏執狂」たち、室内楽、アペレス・メストレス、一連のコンサート、「イギリス人」、バレンシアでの活躍、悲哀、「ギタリストたちの家」、マンレーサ、ニースとパリ、ホアン・マネンの評言

第V章円熟期 ドニャ・コンチャ、夜うぐいすとギター、パリ、アルフレッド・コタン、ミゲル・リョベート、断絶、「聴衆閣下」、アルジェリア、セビーリャ、マエストロ・ブレトンの手紙、新たな段階、私の初めて会ったマエストロ、ビルバオ、罪つくりなマエストロ、タレガの家庭、なさけ、弟子たち・友人たち、エル・パセオ・デ・サン・ホアンの搾乳場、夜ふかし族のためのコンサート、ダニエル・フォルテア、イタリア、レリダ、一つの冒険、心配ごと、朴訥な卒直さ、バル・デ・ウクソ、バレンシア音楽院で、再びイタリアへ、非妥協

第VI章晩年 病魔の爪、天の使い、「タレガを聴く会」、一束の書簡、マリア・リタ・ブロンディ、ある「無料授業」、仲なおり、ある訓え、カステリョン、最後の演奏旅行、そして平和が、一つの感謝、遺骸の移送、没後の栄誉、エピローグ

第VII章タレガの人と作品その存在の意義 タレガの知性と、精神、キリスト、演奏家、作曲家としてのタレガ、マエストロとその流派、芸術家・タレガ、聖者・タレガ、タレガ以後のギターのあゆみ

名曲「アランブラの想い出」の美しい旋律によって広く親しまれ、演奏・作曲・教授など多くの献身的な活動と創意の豊かさによって“ 近代ギター音楽の父”と讃えられるフランシスコ・タレガは、一見ささやかな灯に見えようとも、深く澄んだ光を宿す星である……この訳書を一読され、「タレガのことが、そしてギターがまた一段と好きになった」と言ってくださるかたが、一人でも世に増えたなら、それに勝る喜びはない<訳者あとがきから>

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