【NAMM SHOW 2012 レポート】TASCAM DP-24 今あえて単体MTRという選択肢!使い勝手重視ならアリですよね

1/19から1/22まで開催された世界最大の楽器ショウ NAMM SHOW 2012!
最新アイテム等、様々な情報をレポートします!

もう一つTASCAMから。
TASCAM DP-24はTASCAM伝統の「PORTASTUDIO」の流れを汲むMTR。
パーソナルレコーディングと言えば
PCを使ったDAW環境で行うのが当たり前になった昨今ですが、
つい数年前まではMTR(マルチトラックレコーダー)が主流でした。
PCでの作業は編集の自由度、拡張性など素晴らしい革新をもたらしましたが、
「繋いでボタン押して、はいスタート」という分かり易さの面では
MTRの方が良かった、という方も少なくないと思います。

僕も初めて使った録音機材はTASCAMのPORTA ONEというMTRでした。
完全に年がバレますね(笑)

そういう意味でもMTR単体機が現代のシーンにあった高いスペックで
リリースされ続けているのはとても嬉しいです。

さて、DP-24の気になるスペックです。
録音媒体にはハードディスクではなくSD/SDHCカードを採用しています。
付属のSDカードは2GBですが、最近は大容量のSDHCカードも
ずいぶんお求め易い価格になってきていますので、手軽に容量を気にせず
レコーディングが楽しめそうです。
ハードディスクに由来する故障等からも解放されますし、
軽量化もはかれますよね。

8トラック同時録音、24トラック同時再生と余裕のトラック数。
320 x 240ドット 3.5インチ・フルカラーLCDが採用されています。
また要所のボタン類にはほとんど自照式の物を採用しています。
視認性は抜群です。

コンプ、空間系、ギター用マルチなどエフェクトも充実。
CD-RWドライブも搭載でCD作成まで一台で完結します。

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