こんにちは!chuya Labsです!
今回は、AUDIO-TECHNICAさんの研究・開発用スタジオ、レコーディングスタジオが備えられている「テクニカハウス」の潜入レポートをお届けいたします!
テクニカハウス、行ってみたらこんなとこだった
場所は東京、お茶の水駅からほど近い「湯島」という場所にある、テクニカハウス。
外観はこんな感じです。
画像出典元
TOKYOビル景
http://bb-building.net/tokyo/
向かいは東科歯科大京医学で東京の中ではふっと喧噪を離れた、
どこか落ち着いた雰囲気の場所にあります。
まずは、受付の隣に....
ヘッドホンの試聴が出来るマシン。
隣にも....
代表的なモデルがきれいに並べられています。
残念ながらこの日は、10月15日の新商品発表会に一部の機材を持ち込まれていたらしく、試聴は出来ませんでした。
しかし実は、前日にたくさん試聴させていただきました(笑)
さて、受付を済ませていよいよ内部潜入。
1階にはテクニカハウスの名物「アストロスタジオ」があります。
アストロスタジオって??
アストロスタジオはマイクロホンをはじめとする音響機器の専門メーカーであるオーディオテクニカが2001年の秋にオープンした自社スタジオ。
主な目的はプロフェッショナル用マイクロホン等の同社の主力製品の研究・開発を支援することにありますが、専門メーカーとしての経験とプライドが込められた、なかなかすごいスタジオなのです。
今回は特別に中に入れてもらいました。
まずはコンソールルーム。
ミキサー、モニタースピーカーが整然と並んでいます。
アウトボードラックはこんな感じ。
もちろんモニター用のヘッドホンもあります。
エンジニアさんやプレイヤーさんによって、好みが違うのでいろんなヘッドホンを常備してるそうです。
壁面には大量のオーディオ機器。
再生フィールドチェックも入念に行われている事が伺えます。
レコーディングブースにも入ってみました。
まずはボーカルブース。
コンソールブースの真後ろにあります。
広さは5平方メートル弱でしょうか。天井も低めでデッドな空間。
マイクはセットされてませんでした。
ちなみにポップスクリーンはSTEDMAN製でした。ProScreen101?
いよいよ、メインスタジオへ
広い!!
約10M×7Mの総フローリング。
ビッグバンドでも、おそらくオーケストラでも対応可能な空間。
もちろんグランドピアノ常設です。
壁面は音の反響をコントロールするための工夫が。
通常はウッドパネルですが、これが全て開くようになっています。
パネルの奥には防音素材の壁が設置されており、全てのウッドパネルを開放するとより防音/収音性の高いデッドなスペースが完成するようになっています。
床・壁・天井をフルフローティング構造としてNC-15をクリアするという
国内トップレベルの暗騒音レベルの施設なんだそうです。
最近では11/14に発売となる、凛として時雨さんのNEW SINGLE「abnormalize」のタイトルチューン、「abnormalize」のドラムはここアストロスタジオで録音されたんだとか。
これからも様々なミュージシャンが訪れる事でしょう。
メインブースを後にしてスタジオ奥にある倉庫へ。
DIなどアウトボードの棚。
温度/湿度がコントロールされたケースの中には大量のマイクが。
写真にはありませんが、もちろんオーディオテクニカ社製以外のマイクもありました。
見た事も無いようなヴィンテージマイクもたくさん。
ボーカル出身者としては片っ端から並べて録音して、音を聞いてみたいという妄想を振り払うのに一苦労です。
どれだけいても飽きないようなアストロスタジオを後にして、最上階へ向かいます。
ここは応接や社内厚生のために使われているスペースなんだそうですが...
いやいや、豪華過ぎです(笑)
ほこり一つない美しく落ち着いた空間。
建物内の清掃や管理も全てオーディオテクニカのスタッフで行ってるんだそうです。
応接スペースにはオーディオセットがありましたが、その電源回り。ゴツい(笑)
奥には...
和室!
広いです。何畳あるんだろう??
貝細工の施されたきれいな机が飾られていました。
世界中にマイク、ヘッドホン/イヤホンを供給しているオーディオテクニカ社。
海外のバイヤーやディストリビューターをお迎えする事も多いのだそうです。
そういえばこの日もアストロスタジオ見学中に海外バイヤーのご一行様とすれ違いました。
そういった方々をおもてなしするスペースにもなっているんでしょうね。
極め付きはこれ。
バーカウンター!!!
しかも種類が多い(笑)
ちなみに裏には立派な厨房もビールサーバーも、ワインセラーまでありました。
屋外テラス。
遠くにスカイツリーが見える会議室。
とにかく終始圧倒されてしまう豪華さでしたが、ある意味趣味趣向の世界でワールドブランドになっていく会社ですから、こういう遊びの部分と技術に対するストイックな姿勢も、どちらも大事なんでしょうね!
オーディオテクニカ社は今年で50周年を迎えたそうです。
この50年を超えていく50年を創っていきたい、という理念に深い感銘を受けた次第であります。
50年後も「いい音」を提供し続けるメーカーとして、ご活躍されている事を確信した今回の訪問でありました。
おまけネタを一つ。
ミュージシャン/オーディオファンにはあまり知られていませんが
オーディオテクニカさんは「AUTEC」というブランドで
業務用食品加工機器も製造販売しています。
その中でも国内有数のシェアを誇るのがお寿司屋さんで使う「シャリ」製造機。
下に手を置くと...
シャリが一つ自動で「ポトッ」って落ちてくる!!
これなら僕もすし職人です(笑)
せっかくなのでネタをのせて戴いてみましたが、口の中でシャリがほどける絶妙なバランス。
とっても美味しかったです。
皆さんが普段、回転寿し店などで食べているお寿司はもしかすると....
オーディオテクニカの最新技術で作られたお寿司かもしれませんね。
というわけで、chuya's REPORT「テクニカハウス、行ってみたらこんなとこだった」レポート終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました!
今回は、AUDIO-TECHNICAさんの研究・開発用スタジオ、レコーディングスタジオが備えられている「テクニカハウス」の潜入レポートをお届けいたします!
テクニカハウス、行ってみたらこんなとこだった
場所は東京、お茶の水駅からほど近い「湯島」という場所にある、テクニカハウス。
外観はこんな感じです。
画像出典元
TOKYOビル景
http://bb-building.net/tokyo/
向かいは東科歯科大京医学で東京の中ではふっと喧噪を離れた、
どこか落ち着いた雰囲気の場所にあります。
まずは、受付の隣に....
ヘッドホンの試聴が出来るマシン。
隣にも....
代表的なモデルがきれいに並べられています。
残念ながらこの日は、10月15日の新商品発表会に一部の機材を持ち込まれていたらしく、試聴は出来ませんでした。
しかし実は、前日にたくさん試聴させていただきました(笑)
さて、受付を済ませていよいよ内部潜入。
1階にはテクニカハウスの名物「アストロスタジオ」があります。
アストロスタジオって??
アストロスタジオはマイクロホンをはじめとする音響機器の専門メーカーであるオーディオテクニカが2001年の秋にオープンした自社スタジオ。
主な目的はプロフェッショナル用マイクロホン等の同社の主力製品の研究・開発を支援することにありますが、専門メーカーとしての経験とプライドが込められた、なかなかすごいスタジオなのです。
今回は特別に中に入れてもらいました。
まずはコンソールルーム。
ミキサー、モニタースピーカーが整然と並んでいます。
アウトボードラックはこんな感じ。
もちろんモニター用のヘッドホンもあります。
エンジニアさんやプレイヤーさんによって、好みが違うのでいろんなヘッドホンを常備してるそうです。
壁面には大量のオーディオ機器。
再生フィールドチェックも入念に行われている事が伺えます。
レコーディングブースにも入ってみました。
まずはボーカルブース。
コンソールブースの真後ろにあります。
広さは5平方メートル弱でしょうか。天井も低めでデッドな空間。
マイクはセットされてませんでした。
ちなみにポップスクリーンはSTEDMAN製でした。ProScreen101?
いよいよ、メインスタジオへ
広い!!
約10M×7Mの総フローリング。
ビッグバンドでも、おそらくオーケストラでも対応可能な空間。
もちろんグランドピアノ常設です。
壁面は音の反響をコントロールするための工夫が。
通常はウッドパネルですが、これが全て開くようになっています。
パネルの奥には防音素材の壁が設置されており、全てのウッドパネルを開放するとより防音/収音性の高いデッドなスペースが完成するようになっています。
床・壁・天井をフルフローティング構造としてNC-15をクリアするという
国内トップレベルの暗騒音レベルの施設なんだそうです。
最近では11/14に発売となる、凛として時雨さんのNEW SINGLE「abnormalize」のタイトルチューン、「abnormalize」のドラムはここアストロスタジオで録音されたんだとか。
これからも様々なミュージシャンが訪れる事でしょう。
メインブースを後にしてスタジオ奥にある倉庫へ。
DIなどアウトボードの棚。
温度/湿度がコントロールされたケースの中には大量のマイクが。
写真にはありませんが、もちろんオーディオテクニカ社製以外のマイクもありました。
見た事も無いようなヴィンテージマイクもたくさん。
ボーカル出身者としては片っ端から並べて録音して、音を聞いてみたいという妄想を振り払うのに一苦労です。
どれだけいても飽きないようなアストロスタジオを後にして、最上階へ向かいます。
ここは応接や社内厚生のために使われているスペースなんだそうですが...
いやいや、豪華過ぎです(笑)
ほこり一つない美しく落ち着いた空間。
建物内の清掃や管理も全てオーディオテクニカのスタッフで行ってるんだそうです。
応接スペースにはオーディオセットがありましたが、その電源回り。ゴツい(笑)
奥には...
和室!
広いです。何畳あるんだろう??
貝細工の施されたきれいな机が飾られていました。
世界中にマイク、ヘッドホン/イヤホンを供給しているオーディオテクニカ社。
海外のバイヤーやディストリビューターをお迎えする事も多いのだそうです。
そういえばこの日もアストロスタジオ見学中に海外バイヤーのご一行様とすれ違いました。
そういった方々をおもてなしするスペースにもなっているんでしょうね。
極め付きはこれ。
バーカウンター!!!
しかも種類が多い(笑)
ちなみに裏には立派な厨房もビールサーバーも、ワインセラーまでありました。
屋外テラス。
遠くにスカイツリーが見える会議室。
とにかく終始圧倒されてしまう豪華さでしたが、ある意味趣味趣向の世界でワールドブランドになっていく会社ですから、こういう遊びの部分と技術に対するストイックな姿勢も、どちらも大事なんでしょうね!
オーディオテクニカ社は今年で50周年を迎えたそうです。
この50年を超えていく50年を創っていきたい、という理念に深い感銘を受けた次第であります。
50年後も「いい音」を提供し続けるメーカーとして、ご活躍されている事を確信した今回の訪問でありました。
おまけネタを一つ。
ミュージシャン/オーディオファンにはあまり知られていませんが
オーディオテクニカさんは「AUTEC」というブランドで
業務用食品加工機器も製造販売しています。
その中でも国内有数のシェアを誇るのがお寿司屋さんで使う「シャリ」製造機。
下に手を置くと...
シャリが一つ自動で「ポトッ」って落ちてくる!!
これなら僕もすし職人です(笑)
せっかくなのでネタをのせて戴いてみましたが、口の中でシャリがほどける絶妙なバランス。
とっても美味しかったです。
皆さんが普段、回転寿し店などで食べているお寿司はもしかすると....
オーディオテクニカの最新技術で作られたお寿司かもしれませんね。
というわけで、chuya's REPORT「テクニカハウス、行ってみたらこんなとこだった」レポート終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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