皆様こんばんは。
chuya-online.com FUKUOKA スタッフ レッジでございます。
福岡は急に寒くなってきました。
気付けばもう11月…福岡店もオープンから1年を迎えようとしています。
その前に楽器フェアもありますし、年末までまだまだイベント盛りだくさんでございます。
さてさて、本日はエフェクトボード省スペース化の強い味方となるACアダプターのご紹介です。
Free The Tone FA-9 CUBY
高品質な製品を次々発表しているフリーザトーンのACアダプター、「FA-9 CUBY」でございます。
特徴としては…
・定格電圧9V、消費電流0.5A
・AC100V-AC240Vまで対応
・コンパクト、軽量なボディ
・起動時に一部のデジタルエフェクターが必要としている一時的な1A以上の電流を供給する事が可能
といったところが挙げられます。
では実際どのくらいコンパクトなのか?音質はどうなのか?
パワーサプライ大好きレッジさんとしては、居ても立ってもいられず早速購入しまして開けてみる事にしました!
まずはパッケージを外します。
これデザインがとても良いですよねえ。購入後もこのままディスプレイしたくなる商品です。
外側のプラ部分はスライドして外せます。
外れました。本体は動かないようになっているので、ボール紙部分ごと引き抜くようになっています。
内容はこんな感じ。CUBY本体と50cmL/L仕様のDCケーブル1本が入っています。
フリーザトーンのロゴがシンプルにあしらわれたデザイン。これ実はメイドインジャパンなんです。この辺りもメーカーさんのこだわりが感じられます。
実物のパッケージを見た事がある方はどの程度コンパクトなのかご存知かとは思いますが、まだ実機を見ていない!という方にはFA-9 CUBYの小ささは今ひとつ伝わらないかもしれません。
そこで比較対象を交えた画像でご紹介。
まずはレッジ愛用のパーカーのボールペンと。
ボールペンは一般的なサイズです。これで相当コンパクトである事はお分かり頂けるかと思います。
さらにスケールと一緒に。
どうですこの小ささ?
このサイズでDC9Vが取り出せるなんてちょっと信じがたいですね。しかも低ノイズだなんて…。
ではこの FA-9 CUBY、どのように使うのか。
DCアウトプットは電源端子の反対側の面にあります。
付属のDCケーブルはこんな感じです。OFC線を使ったしなやかなケーブルです。50cmL/Lなので、比較的使いやすく、納まりもいいサイズだと思います。
エフェクターと繋げてみました。繋いだのはWAY HUGE WHE-701 AQUA PUSS。音質の高さに定評のあるアナログディレイですね。僕が大好きなペダルの1つです。
エフェクターと比べてもこのサイズは驚異的です。
さらにパワーサプライとも接続してみました。ちょっとボケてしまっていますが、サプライはフリーザトーン製PT−1D。現在非常に人気のあるパワーサプライの1つです。
本体上部にACアウトプットがあるタイプのパワーサプライですが、高さも低めに抑えられているのがわかります。
どうでしょう、このコンパクトさ。なかなか驚愕ものです。
実際、製品として世に出回っている物を考えても、世界最小、最軽量クラスのアダプターである事は間違いないと思います。
では音はどうなのか?
そうです、エフェクターへ電源供給する機材である以上、ノイズが乗る、音が今ひとつ…という事になってしまっては意味がありません。
実際にFA-9 CUBYと付属のDCケーブルでいくつかのエフェクターを試奏しましたので、ざっくりとした感想を。
まず、特筆すべき点としてはやはりノイズの少なさです。
福岡店に試奏用で置いてあるアダプターいくつかと比較してみましたが、FA-9 CUBYは特に低ノイズでした。トランス式のアダプターと比較した時の差が特に顕著に出ていて、S/Nが相当向上している印象でした。
S/Nが向上しているという事は、エフェクターの性能もしっかり出せるので、出音もクリアではっきりとしたサウンドになりました。
出音の変化の要因としてもう1つ挙げられるのが、出力電圧です。通常のアダプターは9V出力のものが多いですが、FA-9 CUBYは9.5V出力となっています。
エフェクター好きな方にはおなじみの知識かもしれませんが、これは新品の9Vバッテリーの電圧とほぼ同じ数値です。
この辺りの電圧の違いは、歪み系エフェクターにおいて威力が発揮されます。抽象的な言い回しにはなりますが、音が元気になり、レンジがやや広くなる傾向の変化を感じます。
他社製品になりますが、Providence PV-9 POWER BOX Provolt9の出力が約9.6Vでしたね。このわずか0.5V、0.6Vの違いが実際の出音に大きく影響してくるのです。
余談ですが、このProvidence PV-9 POWER BOX Provolt9も、Free The Tone 代表林さんが開発に携わっていた記憶があります。ミュージシャンの要望を具現化してきた林さんならではの製品だと思います。
さてさて、Free The Tone が放つ脅威のACアダプター「FA-9 CUBY」いかがだったでしょうか?
個人的にはシステムを組む際の要所、ここぞ!という部分で威力を発揮する商品だな、と思いました。
アナログ、デジタルのエフェクターが混在しているボードでデジタルディレイだけ独立させたい、けど電源アダプターを別に用意すると重いしかさばるし…という事はよくあります。
他にも、ACアウトプットがあるパワーサプライ使ってるけど、1つだけアダプターが大きくて…とか、アダプターが大きすぎて電源タップが埋まってしまう…でももう1口電源を確保したい…といったシチュエーションはよくあると思います。僕もさんざん悩まされました。
そういったところにこのCUBYを導入すれば、システムをコンパクトにまとめる事が可能になります。ボードそのものが軽くなり、電源周りもすっきり、環境によっては今までよりS/Nが向上し現状よりさらに音が良くなる可能性も…。
販売価格3,240円と、エフェクター用ACアダプターとしては決して安価とは言えない価格ではありますが、価格以上のものをもたらしてくれる事は間違いありません。
むしろ、「コンパクト、超軽量」で「低ノイズ」で「DC9.5V出力」で「50cmL/LのDCケーブル付属」という事を考えると非常に魅力的な価格だと思います。
Free The Tone FA-9 CUBY 要チェックの商品でございます!
…とここまで長々書いたものの、入荷したばかりの商品であるため、まだウェブには掲載できておりません…ゴメンナサイ。
福岡近郊にお住まいの方はぜひ店頭で、遠方にお住まいで気になっている!という方は福岡店までお電話(092-791-2505)にてお問い合わせください。
製品の情報や運用に関するご質問なども、お気軽にお問い合わせくださいませ!
次回はそろそろ音の出る何かをご紹介しようかと思います…(笑)
「こういうのを紹介して欲しい!」というご要望も大歓迎でございます。
それではまた次回、スタッフ レッジでした。
chuya-online.com FUKUOKA スタッフ レッジでございます。
福岡は急に寒くなってきました。
気付けばもう11月…福岡店もオープンから1年を迎えようとしています。
その前に楽器フェアもありますし、年末までまだまだイベント盛りだくさんでございます。
さてさて、本日はエフェクトボード省スペース化の強い味方となるACアダプターのご紹介です。
Free The Tone FA-9 CUBY
高品質な製品を次々発表しているフリーザトーンのACアダプター、「FA-9 CUBY」でございます。
特徴としては…
・定格電圧9V、消費電流0.5A
・AC100V-AC240Vまで対応
・コンパクト、軽量なボディ
・起動時に一部のデジタルエフェクターが必要としている一時的な1A以上の電流を供給する事が可能
といったところが挙げられます。
では実際どのくらいコンパクトなのか?音質はどうなのか?
パワーサプライ大好きレッジさんとしては、居ても立ってもいられず早速購入しまして開けてみる事にしました!
まずはパッケージを外します。
これデザインがとても良いですよねえ。購入後もこのままディスプレイしたくなる商品です。
外側のプラ部分はスライドして外せます。
外れました。本体は動かないようになっているので、ボール紙部分ごと引き抜くようになっています。
内容はこんな感じ。CUBY本体と50cmL/L仕様のDCケーブル1本が入っています。
フリーザトーンのロゴがシンプルにあしらわれたデザイン。これ実はメイドインジャパンなんです。この辺りもメーカーさんのこだわりが感じられます。
実物のパッケージを見た事がある方はどの程度コンパクトなのかご存知かとは思いますが、まだ実機を見ていない!という方にはFA-9 CUBYの小ささは今ひとつ伝わらないかもしれません。
そこで比較対象を交えた画像でご紹介。
まずはレッジ愛用のパーカーのボールペンと。
ボールペンは一般的なサイズです。これで相当コンパクトである事はお分かり頂けるかと思います。
さらにスケールと一緒に。
どうですこの小ささ?
このサイズでDC9Vが取り出せるなんてちょっと信じがたいですね。しかも低ノイズだなんて…。
ではこの FA-9 CUBY、どのように使うのか。
DCアウトプットは電源端子の反対側の面にあります。
付属のDCケーブルはこんな感じです。OFC線を使ったしなやかなケーブルです。50cmL/Lなので、比較的使いやすく、納まりもいいサイズだと思います。
エフェクターと繋げてみました。繋いだのはWAY HUGE WHE-701 AQUA PUSS。音質の高さに定評のあるアナログディレイですね。僕が大好きなペダルの1つです。
エフェクターと比べてもこのサイズは驚異的です。
さらにパワーサプライとも接続してみました。ちょっとボケてしまっていますが、サプライはフリーザトーン製PT−1D。現在非常に人気のあるパワーサプライの1つです。
本体上部にACアウトプットがあるタイプのパワーサプライですが、高さも低めに抑えられているのがわかります。
どうでしょう、このコンパクトさ。なかなか驚愕ものです。
実際、製品として世に出回っている物を考えても、世界最小、最軽量クラスのアダプターである事は間違いないと思います。
では音はどうなのか?
そうです、エフェクターへ電源供給する機材である以上、ノイズが乗る、音が今ひとつ…という事になってしまっては意味がありません。
実際にFA-9 CUBYと付属のDCケーブルでいくつかのエフェクターを試奏しましたので、ざっくりとした感想を。
まず、特筆すべき点としてはやはりノイズの少なさです。
福岡店に試奏用で置いてあるアダプターいくつかと比較してみましたが、FA-9 CUBYは特に低ノイズでした。トランス式のアダプターと比較した時の差が特に顕著に出ていて、S/Nが相当向上している印象でした。
S/Nが向上しているという事は、エフェクターの性能もしっかり出せるので、出音もクリアではっきりとしたサウンドになりました。
出音の変化の要因としてもう1つ挙げられるのが、出力電圧です。通常のアダプターは9V出力のものが多いですが、FA-9 CUBYは9.5V出力となっています。
エフェクター好きな方にはおなじみの知識かもしれませんが、これは新品の9Vバッテリーの電圧とほぼ同じ数値です。
この辺りの電圧の違いは、歪み系エフェクターにおいて威力が発揮されます。抽象的な言い回しにはなりますが、音が元気になり、レンジがやや広くなる傾向の変化を感じます。
他社製品になりますが、Providence PV-9 POWER BOX Provolt9の出力が約9.6Vでしたね。このわずか0.5V、0.6Vの違いが実際の出音に大きく影響してくるのです。
余談ですが、このProvidence PV-9 POWER BOX Provolt9も、Free The Tone 代表林さんが開発に携わっていた記憶があります。ミュージシャンの要望を具現化してきた林さんならではの製品だと思います。
さてさて、Free The Tone が放つ脅威のACアダプター「FA-9 CUBY」いかがだったでしょうか?
個人的にはシステムを組む際の要所、ここぞ!という部分で威力を発揮する商品だな、と思いました。
アナログ、デジタルのエフェクターが混在しているボードでデジタルディレイだけ独立させたい、けど電源アダプターを別に用意すると重いしかさばるし…という事はよくあります。
他にも、ACアウトプットがあるパワーサプライ使ってるけど、1つだけアダプターが大きくて…とか、アダプターが大きすぎて電源タップが埋まってしまう…でももう1口電源を確保したい…といったシチュエーションはよくあると思います。僕もさんざん悩まされました。
そういったところにこのCUBYを導入すれば、システムをコンパクトにまとめる事が可能になります。ボードそのものが軽くなり、電源周りもすっきり、環境によっては今までよりS/Nが向上し現状よりさらに音が良くなる可能性も…。
販売価格3,240円と、エフェクター用ACアダプターとしては決して安価とは言えない価格ではありますが、価格以上のものをもたらしてくれる事は間違いありません。
むしろ、「コンパクト、超軽量」で「低ノイズ」で「DC9.5V出力」で「50cmL/LのDCケーブル付属」という事を考えると非常に魅力的な価格だと思います。
Free The Tone FA-9 CUBY 要チェックの商品でございます!
…とここまで長々書いたものの、入荷したばかりの商品であるため、まだウェブには掲載できておりません…ゴメンナサイ。
福岡近郊にお住まいの方はぜひ店頭で、遠方にお住まいで気になっている!という方は福岡店までお電話(092-791-2505)にてお問い合わせください。
製品の情報や運用に関するご質問なども、お気軽にお問い合わせくださいませ!
次回はそろそろ音の出る何かをご紹介しようかと思います…(笑)
「こういうのを紹介して欲しい!」というご要望も大歓迎でございます。
それではまた次回、スタッフ レッジでした。
コメント